①マレーシア&シンガポールへの旅
体調回復!チャリに乗ってお買い物に行けた今日。
今日からマレーシア&シンガポールの旅の記録を書く。
とりあえず日本からマレーシア行きの飛行機を往復で買った。
往路がこれで、
復路がこれ。
羽田空港とマレーシアの首都、クアラルンプールへの直行便をLCC(格安航空会社)のエアアジアXで。いつもお世話になっております。
まさか羽田から出てるとは思わずテンションがとても上がった。(自宅からは成田より羽田の方が近いので)
飛行機はいつも「スカイスキャナー」という比較サイトを使って購入している。
ホテルやレンタカーもこちらのサイトで比較できるらしいが、私は航空券以外で使ったことはない。
宿泊先は予約していくのではなく、現地で探しその場で「今日私泊まれますぅ?」と聞いて泊まるので。その方が旅っぽくて楽しいじゃない?
それでまぁクアラルンプールに予定より30分ほど早い早朝5:30に着いた。
いつも飛行機は寝れないんだけど、その日はフィットネスジムのアルバイトが早番で早朝の4:30に起き、レッスンをして飛行機に乗るまで寝ないようにしてわざと身体を疲れさせておいた。
5時間ぐらいはぐっすり寝れた。
2時間ぐらいは保存しておいた「東海オンエア」(大好きなYouTuber)の動画を見てひとりでニヤニヤしていた。
私は基本荷物がものすごく少ない。5泊6日の旅ぐらいじゃあ、いつも学校に背負っていくようなリュックで十分。多分サイズは30リットルぐらい。余裕でスッカスカ。
そういえば、飛行機で税関申告書を貰わなかった。
寝起きでぼーっとしてたから、入国審査の列に並んでる時まで気づかなかった。
あれ?私良いのかこれで、、、と思い、
マレーシア 税関申告書
でグーグル先生を頼ったところ、なんと要らないらしい!!!
ま!?素晴らしい!!マレーシア!!
もうすんな〜り、入国*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
それでも入国の列が半端なくて1時間ぐらいは並んだ。立ちながら寝てた。
前回の記事に書いた通り、今回は大学のクレイジーな友達に会いに来た。
友達は空港まで迎えに行くよ!
と言ってくれたが、そんな早朝に申し訳ないし(いつも朝早くからインターンを頑張ってるから、休みの日ぐらいゆっくり寝て欲しかった)、
確実に意思疎通が図れる日本人の友達に着いていくのも良いが、冒険が好きで少しクアラルンプールの街を自分の足で歩いてみたかった。
という事で、丁寧にお断りして初日の午前中はひとりで回ることにし、プトラモスク(通称ピンクモスク)に行くことに🕌
ピンクモスクは朝9:00からで、入国審査を抜けたのは7:00。
8:00に空港を出ればモスクの見学時間にちょうど良いぐらいだったので、空港のソファでリュックを抱きしめて寝た。
現地の友達とは集合時間も場所も決めておらず、とりあえず昼ぐらいには会おうという感じだった笑
なので、「ピンクモスクに行ってくる!またどこかでWi-fiが繋がったら連絡するね〜昼ぐらいに」
と伝えておいた。なんて自分はテキトーなんだ、、、
いつもWi-fiは持ち歩かないし、SIMカードも購入しない。
だいたいカフェやら街中でWi-fiが繋がってしまうから必要ないと思っていた。この考えがのちに彼に迷惑をかけてしまう、、、
1時間ほど寝たら体力も回復して、いざピンクモーーースク!!
空港からピンクモスクの最寄駅、プトラジャヤまで3駅!RM9.40 (約245円)
※マレーシアの通貨はリンギット
(RM1=約26円 2019/05/29現在)
この電車の中で隣に座っていた日本人の親子と仲良くなった。
スリランカに行くのにトランジットでクアラルンプールを少し観光するという。親子二人旅、素敵ですね😊と心がポカポカになった。
私も今度母と四国一周旅をしようと話している。
プトラジャヤ駅に着き、ピンクモスクまでの行き方を駅員に聞いてみる。すると、バスが出ているというのでターミナルに行ってみた。
バスが10台ぐらい停まっていて、どれかわからーーんっとなったので、聞いてみることに。
「ピンクモスク行きのバスどれ?」
「あ、あれだよ、今出たやつ」
「ん?え?今走ってるあれ?」
「せや、あれや」
「まじかよ!え、次は何時?」
「ん〜10時」
(私時計を見る)
「いや今9時やんな?次1時間後?」
「そうそう(ニヤニヤ)」
「おーーまいがっ」
(周りを見渡すけど特に時間を潰せそうなものは何もない)
「え、他に行く手段は?」
「タクシーがええんやない?」
「、、、、、(あまりお金を使いたくないのでめっちゃ渋る)」
あ!grabだ!grab使おう!
※grab...主に東南アジアで使える配車アプリ
(Uber的なやつ。前はUberも使えたけど、今はgrabで統一されている。日本語対応なし)
grab使おうと思った時、あ、Wi-fiないんだった、、、チーーーーン
ここでピンクモスクへ行くための選択肢は
①1時間待って次の安いバスに乗る
②少しお金を払ってタクシーに乗る
流石に1時間も待てないので②のタクシーを選択。
タクシー乗り場に行ってそのままタクシーに乗れるのかと思うと、受付のおばちゃんみたいな人に謎のデポジットRM2(約52円)払わなければいけなかった。
その時は言われるがまま払ったけど、なんだったんだろ、、、とりあえず初日なので金銭感覚も分からずお勉強Day
タクシーを捕まえて、ピンクモスクまで15分ほど。この日はマレーシアが祝日だったため交通量が物凄く少なかった。
タクシーの運ちゃんが、ピンクモスクに着くまでたくさんお話をしてくれた。
「マレーシアあっちいなあ〜」
「暑いで〜、今34度やわ〜」
「まじか〜それは暑いわ〜」
「日本は雪降るんやんな?」
「せやで!冬にな!12月から2月ぐらいは雪降ったりすんで!」
「雪なんてみたことないわ〜ええなあ〜」
「はっは!そりゃこんだけ毎日暑けりゃないわなあー!」
みたいな。かなり仲良くなった、しかもこの運ちゃん、観光案内付きなん?ってぐらいとっても親切に案内してくれた。
そうこうしてると、目の前に玉ねぎみたいな建物が見えてきて、
「ほら!見て?かんな!あれが国会議事堂やで!」
「うわあ!おっちゃん、あれめっちゃデカイなあ!綺麗やし!(心の中。「玉ねぎみたいや、、、」)」
「その横にピンクモスクがあるんやで、もう直ぐ左側に見えるわ!」
「ほんまかいな!めっちゃワクワクするわあ!」
「うわあ!おっちゃん!あれ!?あれピンクモスク!?(かなり興奮)」
「(めっちゃ笑いながら)せやで、デカイやろ〜綺麗やろ〜」
「うっわあ〜めっちゃ綺麗やわ〜なんやこら、連れてきてくれてありがとうなあ!!!」
(おっちゃんバックミラー越しにニコニコ)
そして最後まで丁寧に、
「ここで降りたら、正面からじゃなくて横側の入り口から入るんやで?そこで肌を隠すためにローブを借りるんや、それを着て中を見るんやで?終わったら階段で下に降りてみ?外から見たらまた綺麗やで〜!」
「うん!わかった!ホンマにありがとうなあ!!(メーターを確認する)ほんでRM10(約260円)やんな?ちょっと待ってな!」
(財布を確認するも一番小さなお札はRM50(約1,300円)しか持っていなかった)
「おっちゃん、ワタシRM50しか持ってないや〜、お釣り貰える?」
「うっわ、大金やなあ!?お釣りはRM20しかないで!?」(めっちゃお財布の中身見せてくれる笑笑)
でもそんなこと言ってもお互いないものはないし、しょうがない。
こんなに親切にしてくれたし、今日は初日だし、諦めた。
「わかった、お釣りはRM20でいいよ!だってめっちゃ親切にしてくれたし!」
「ほんまかいな、、、悪いな、、、」
「気にせんといて!代わりにおっちゃんと写真撮ってもいい?」
「もちろんや!」
「ありがとう!!」
そしたらおっちゃんも俺のケータイでも撮りたいと言ってくれ最後はしっかりと握手をして
🤝お別れをした。
初日から心がポッカポカだ。楽しい。
ただワタシはタクシーを降りてみて、物価の安い国に行ったのはこれが初めてではないが、カルチャーショックを受けた。
おっちゃんはワタシの持ってるRM50(約1,300円)を見て、「大金だ」と言っていた。
日本で友達と少し良いランチをしようとしたらこれくらいは当たり前だろう。
そして、タクシーに15分も乗ってRM10(約260円)。
日本のタクシーの初乗りの半分ぐらい。
ワタシからすると安すぎて貰えなかった分のお釣りもそんなに“損した気分ではなかった”し、気にしないで!という感じだった。
でもおっちゃんからすると、日本人のガキが乗ってきて、大金を持っていて、お釣りを要らないと言ったことに驚いたのだろう。今考えれば生意気だったと思う。
後から考え、少し落ち込んだ。
こういうときワタシは、物凄く考える。
この時考えたことはこうだ。
もしおっちゃんがただ普通に送迎してくれるタクシーの運ちゃんだったとする。
そしたらワタシは多分、そこまで払う価値がないと判断し、状況が状況だから“仕方なく”払い、貰えなかった分のお釣りを惜しんだと思う。
ところが、どうだ。
このおっちゃんは、いちいち見えるもの見えるものを説明し、観光客のワタシを楽しませてくれた。
しかもワタシが珍しい建物を見て写真を撮っていると、いちいちタクシーを止めて、写真がブレないようにとても気を使ってくれた。
だからワタシは、貰えなかった分のお釣りを惜しまなかった。
だって、
おっちゃんが“提供してくれた付加価値”に対して
ワタシはお金を支払った。
だから良いんだ。受け取ってください。
おっちゃんは、ワタシのずっと目標にしている大人の姿だった。
自分にしかできない、付加価値の高いサービスを提供できる人間になりたい。
そう強く、また思わせてくれた。
おっちゃん、本当にありがとう。
お陰で、1人で不安な初日のマレーシア旅が最高な幕開けになったよ。
またどこかで会おう。
なんだか、旅の記録とはズレてきたけれど、
まだ旅初日の午前中の話も終わってないけれど笑笑
こんな感じで、思ったことや考えたこと、感じたことを言語化していくブログにしたいと思っている。
この旅は物凄くこういう場面が多くて幸せだった。
明日こそはピンクモスクの中に入っていきたいと思う。笑笑
ほな。